Captain Fin Educational Series - Right twin Fin -

How to choose the Twin fin?

「ツインフィンの選び方」

   

 

ショートボードから、ボリュームのあるツインフィンボードに乗り換えたいけれど、スラスター(トライ)よりもさまざまな形や大きさがあり、自分のボードにはどのタイプがマッチするのか、お悩みの方も多いはず。

そこで今回は、ツインフィンの形状や素材により、どのような乗り味となるのかを解説していきます。

「硬めのフィン」
硬め素材(ファイバーグラス)のフィンは、ホールド力・駆動性に優れています。また、敏感に反応するためクイックなターンに向いているとも言えます。その反面、ドライブの効いたターンが難しくなる面があるので、パワーのある波に向いていると言えます。
Panda Keel - Black/White - Single Tab(在庫なし)
Jeff Mccallum Keel - Purple - Single Tab(在庫なし)

 

「柔らかめのフィン」

フレッククス性のある柔らかいフィン(ハニカム素材)は、ドライブの効いたターンに優位性があります。その反面、クイックな反応には、少々もたつきが出るというデメリットがあります。そのためパワーのないブレイクでボードをコントロールしやすいという特徴を持っています。

Christenson Keel HC - Smoke - Single Tab(在庫なし)

 

「キールフィン」
  ベースが広く面積の大きいフィンは、スピード性・ドライブ性・安定性に優れているため、パワーのない波でのコントロールに優れています。その反面、クイックな縦へのアプローチには、向いていないとも言えます。
Christenson Keel Especial - Black/White - Single Tab(在庫なし)

 

「MR型ツイン」
 
MRとは、レジェンドサーファーでありシェイパーでもある、「マーク・リチャーズ」のこと。彼がシェイプし、大ブームとなったツインフィンボード用に作られたフィンを、一般的に「MRタイプのフィン」と呼んでいます。形状は、KEELフィンに比べてベースが狭く、高さがあるのが特徴。見た目通り回転性が高く、クイックなターンが可能。また、キールフィンとは反対に、ドライブの効いたターンは難しくなります。パワーのある波に向いているフィンということが言えます。ツインピンボード他、パフォーマンス系ツインフィンボードには、コレがマッチします。
Christenson Twin Especial - White/Black - Single Tab

 

「5ft台のツインフィンボード」
 
5ft台で乗ることの多いツインフィッシュのボードの場合、ボード自体にルース性があり、スピード性やドライブ性に優れているため、キールタイプのフィンが向いています。コンディションを問わず、安定してドライブの効いたターンを可能にしてくれます。


「6ft台のツインフィンボード」
 
ミッドレングスや6ftオーバーのツインフィンボードの場合、ボードのストレートラインが長くなり推進力が増す分、ボードのコントロール性が損なわれます。それを補うため、ベースが狭めで高さがあり、回転性の良いMRタイプのフィンがマッチします。フローテーション(浮力)のあるボードの特徴を活かした、伸びのあるターンが可能になります。


 

 

このように、自分のしたいサーフィンやサーフスタイルと、ボードの適正を踏まえたうえで、スタンダードなフィンから徐々に、自分好みのフィンをレパートリーに追加していくと良いだろう。

 

それでは適正なフィン選びを!